大人たちに児童虐待をさせない社会、子ども達が虐待を自覚し、助けを求められる社会に!!(2020.12.21)

 児童虐待の当事者の方々からの実体験、虐待の過去がその後の人生に及ぼした影響について、客観的描写と当事者の主観を交えた朗読を聞き、身も心も震えんばかりの悲しみと怒りでいっぱいになりました。

 児童虐待には、身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト、性的虐待が一般的に示されています。しかし、子どもの置かれた状況を見ると、経済的虐待、教育虐待など、数限りない虐待のケースがあります。

 先日の横浜市会子ども青少年局常任委員会においても、児童相談所をはじめ、虐待対応の現場は人手不足です。そのため、重大事態に繋がる恐れのある案件も、必要な介入がタイムリーに出来ない状況があります。

 児童虐待に関する著書も多い、今一生さんによると、相談体制を拡充すればする程、相談件数は上がりますが、対応する児童福祉司が不足しており、適切な支援に繋がりにくい状況がますます深刻化するとの事です。(相談全体の約2.8%)

 その打開策の一つとして挙げられたのが、「児童虐待をさせない社会の実現」です。例えば、父子手帳には子どもの人権や親権者の責任、虐待となる行為について示し伝える事で、児童虐待防止に繋がります。

 コロナ禍においては、全国的、全世界的に児童虐待が増えているとの事です。横浜市においても、対応する専門職員の拡充だけでなく、児童虐待防止策を推進するよう、当事者の方々の声を大切に、市政へ取り組んで参りたいと思います!!

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