美しが丘公園で開催された、チッチェーノ・チッタ。
小学生から大学生まで、子どもたちが、お店や会社の運営や街づくりの企画運営をし、出展するイベントです。
その夢と希望あふれる街は、私たち大人にとっても、夢と希望を描くことができ、未来を想像・創造し、ワクワクします。
今回、とても楽しみに伺ったのが、『くろがねの森鉄道』。桐蔭学園鉄道研究部と子どもたちが、美しが丘公園に鉄道が開通する企画です。桐蔭学園鉄道研究部の取組みは、鉄道の魅力を緻密なジオラマで表現し、子ども達に鉄道の世界に触れる機会を創出するなど、その活動は多彩・多才です。
今回は、リアルに乗車できる電車を出展し、子どもたちに、憧れの鉄道員を体験できる機会が創出され、鉄道研究部のさらなる飛躍を感じました。懐かしの東急電鉄の車両、そして、乗車切符を子どもが鋏を入れてくれる昭和スタイルも、私世代にとっては、懐かしの東急線を思い起こす、貴重な機会となりました。
また、桐蔭横浜大学の宮坂研究室のペロブスカイト太陽電池の出展では、小雪のチラつく天候でも発電することが、データで分かり、今後の実用化へ向けての、期待が膨らみました。消防士やお花屋さん、ネイルやアクセサリー、様々な業種・業態を子ども達がリアルに体験できるイベントは、私の子ども時代には、経験できなかった、想像できなかった、「リアルな仕事を通じて、未来の選択肢を広げる」取組みです。
青葉区の次世代を育む、この素晴らしいイベントが市内各所で開かれ、子ども達に夢と希望を与え、横浜の未来をともに創る風土が醸成されること、期待しています。

