今日3月13日(木)は『世界腎臓デー』です。腎臓病の早期発見と治療の重要性を啓発する国際的な取り組みで、毎年3 月の第2 木曜日に実施することが定められました。
腎機能低下が続く様々な腎臓病は、慢性腎臓病(chronic kidney disease: CKD)と呼ばれ、現在日本では、20歳以上の約5人に1人が患者とされ、新たな国民病ともいわれています。悪化して末期の腎不全になると、人工透析が必要となります。人工透析には、血液透析、腹膜透析がありますが、血液透析では、週3回、1回4〜5時間の治療を要するなど、患者さんの心身の負担はとても大きくなります。
横浜市立大学附属病院の「横浜慢性腎臓病(CKD)対策協議会」では、『世界腎臓デー』に合わせ、3月10日(月)~13日(木)に市庁舎2階のプレゼンテーションスペースでイベントを開催しています。このイベントは、市民の方へ、慢性腎臓病(CKD)の早期発見や早期治療の重要性を伝えることを目的としており、本日3月13日(木)には、市立大学の医師が腎機能の簡易測定や健康相談等を行います。
慢性腎臓病(CKD)の早期発見・予防方法や治療などについてのタペストリやパネル展、動画もご覧頂けます。今日という日をきっかけに、ご自身の健康チェックを改めて行なってみて下さい。

