桐蔭学園高校インターアクトクラブの生徒さん達が、毎年開催している『3.11を忘れない』。被災地を実際に訪問し、見て聞いて感じ、学んだことから、震災の教訓を未来へとつなぐ高校生の取組みです。
今回は、5名の生徒が被災地訪問し、石巻市大川小、女川町、門脇小、石巻発のカーシェアリングの4つの視察テーマについての発表、そして、それらを総括しての学びの発表がありました。とても印象に残った言葉は、震災の記憶や被災地で残されたメッセージは、「これからを生きる私たちへの言葉」「一人ひとりの行動が未来を拓く」といった、未来志向の言葉です。
今回被災地訪問した生徒が2歳のとき、東日本大震災が発生しました。ほとんど記憶がないにも関わらず、東日本大震災の教訓を風化させず、今後いつ起こるか分からない震災へ備えて、守られるべき命を守ろうと尽力しています。
私も毎年のように、桐蔭学園インターアクトクラブの皆さんから、被災地で肌身で感じた切実な思いを伝承してもらうことで、より一層防災施策に力を入れていこうと、背中を押してもらっています。今回も沢山の気づきと学びがあり、横浜市の防災施策の推進にも、活かしたいと思いました。今後もより一層、防災力の強化に努めて参ります。

