多文化共生の根本は一人一人に丁寧に寄り添うこと(2026.5.14)

慶應議連2日目の視察は、外国人財を積極的に採用し活躍する(株)ソミックマネージメントホールディングスと経済同友会「e-コモンズ」視察から始まりました。経済同友会「e-コモンズ」では、採用前から企業でのインターンシップ、採用後の暮らしのサポートまで一貫して行います。ソミックマネージメントホールディングスでは、外国人財が孤立しないよう複数採用や人財のスキルを重視した活躍の場を提供しています。

2ヶ所目は、浜松国際交流協会の多文化共生の取組みを視察しました。まさに外国人が浜松で暮らす現場に即した実働隊とも言える、数々の頼もしい取組みを展開しています。日本で最も充実した日本語教育の提供、生活トラブルの解消、転職支援、孤立を防ぐ取組みを外国人支援だけでなく、自治会町内会、ボランティア団体などと連携して行なっていました。

3ヶ所目は、学校法人ムンド・デ・アレグリア学校 を視察しました。当校の理念は「すべての子どもたちに学ぶ歓びを」です。母国語教育を大切に、日本語や英語教育も行なっています。子どもを中心とし、将来自立して地域や日本で活躍できる教育を行なっています。最も印象的だったことは、母国語での教育により、将来生きていくための礎となる知識の習得、日本社会に馴染めるよう日本の文化風習の教育を行なっていた点です。

横浜市でも増え続けている外国にルーツをもつ子どもたち。真の教育は語学の壁を取り除くことだけでなく、子どもたちと保護者とコミュニケーションを大切にし、自己肯定感や安心感を得て、またひとりの人として生きていくための自立を目指す教育を個別性に合わせて実施することです。つまり、ただの言語習得に偏重しないこと。

3ヶ所の視察を通じて、横浜市で実施できること、実施すべきことの知見が得られました。横浜市の多文化共生施策の実行的な推進を目指します。

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