昨日は藤が丘地区センター にて、『3.11を忘れない 忘れないをカタチに』が開催されました。
今回は2名の語り部、佐藤敏郎先生と清水葉月さんが、震災の記憶や教訓を語って下さいました。
そして、イベントの司会進行、オンライン中継等の運営を努めた、桐蔭学園高等学校インターアクトクラブの部員の皆さんからの、意見や感想は、今後の横浜市や青葉区の防災に活かすべき内容ばかりでした。
今、若者たちを中心とした、東日本大震災を語る会が全国に拡がりを見せています。被災経験者だけでなく、未被災者も加わり、オンラインでつながって、震災について語る会を行なっています。
語り部の話ほど、人の心を動かし、被災行動を行動化するものはない、と思います。語り部の皆さんは「震災のことは話をしてはならないのでは」「辛い記憶を口にできない」と悩んだ時期もあるそうです。
しかし、話すことで、話せなくても、震災の記憶を絵画など、カタチにすることで、被災した若者たちの未来も拓けています。
そして、語り部の輪が、未被災者の若者たちを動かし、青葉区でも若者が中心となった、防災の取り組みや提言が行われるようになりました。
「震災の記憶は、繰り返し伝えていくことが重要」との高校生の言葉には、大人の私たちの心に深く刻まれたと思います。
本日も桜木町からオンライン中継にて、『明日を開くYOKOHAMA会議2023〜若者の主体的な意志と力で震災の教訓を次世代へつなぐ』が開催されます。
横浜市の若者たちの震災の教訓を継承する取り組みや、佐藤先生、清水さんからの貴重なご経験やご意見を聞けると思います。ぜひ、ご参加頂ければ幸いです!