シリーズ:#田中ゆきの視察報告@ミクニワールドスタジアム北九州(2022.11.05)

 市民・消防・文化観光常任委員会、視察第3日目午後は、ミクニワールドスタジアム北九州を視察しました。

 平成29年1月に竣工した、多目的スタジアムで、収容人数は15,300人、J3 ギラヴァンツ北九州のホームスタジアムでもあります。

 開設当初から株式会社ミクニのネーミングライツを導入、運営にも指定管理者制度を導入するなど、運営費の削減、市民サービスの向上がはかられています。

 J1規格の収容人数2万人を満たさないスタジアムですが、将来的に5000人を収容できるスタンド増設をすることも可能な設計となっています。その背景には、設計・建設費は99.9億円に抑える(ハコモノに100億を超える市税を導入しなかった)意図もあります。

 スタジアムは、臨場感あふれるダイナミックな設計で、最前列の観客席とタッチライン、ゴールラインとの距離は8m、高低差はわずか65cmで、選手の声や息づかいなど、テレビでは味わえない臨場感を味わえます。また、メインスタンドとサイドスタンドは屋根付きで、雨や日差しを凌げる快適な観戦環境が整っています。車椅子席、多目的トイレ、授乳室、ベビーカー置き場など、人に優しいスタジアムでもあります。

 北九州市ではスタジアム観戦の機会を市民により多く提供するような支援を行っています。また、指定管理者の柔軟な発想を活かし、中高生のサッカーやラグビー大会、子ども達への芝生開放、ロックフェスや花火大会等のイベントなど、スタジアムの有効活用もはかられています。

 運営には指定管理者制度を導入し、プロスポーツの試合開催だけでなく、市民スポーツや地域の活性化、市民の健康に資するスタジアムを目指しています。

 小倉駅から徒歩10分と利便性が高く、海に近く関門海峡を臨む絶好のロケーションにある『海ちか・街なか』スタジアムで、小倉の活性化にもつながっています。

 今後もプロスポーツの場、市民のふれあい・健康づくりの場、地域活性化の場として、ミクニワールドスタジアムの取り組みに注視したいと思います。

 今回の視察で学んだことを活かし、横浜市におけるスタジアム建設や運営方式について、議論を深めて行きたいと思います。

>ボランティア募集

ボランティア募集

お住まいの地域でビラのポストイン、その他共に活動をして頂ける方、地域のために何かしたいとお考えの方は、フォームよりご連絡ください。お手伝いは数時間~1日からでも構いません。
できる事をお願いします。
よろしくおねがいいたします。

CTR IMG