シリーズ:#田中ゆきの視察報告@京都市体育館(2022.10.19)

 健康づくり・スポーツ推進特別委員会の視察第2日、京都市立体育館を視察しました。

 京都市内最大級の規模を誇る総合体育館で、約2500人の観客席があります。日本プロバスケットボールリーグに加盟する京都ハンナリーズのホーム体育館にもなっており、年間約40試合のBリーグ戦が開催されています。

 京都駅から車で約10分、また阪急京都線西京極駅からも徒歩10分と好立地にあり、多くの市民、近隣市の方々が利用しています。

 体育館は、京都府内の競技スポーツの一大拠点である西京極総合運動公園の北側に位置しています。近隣施設には、府内最大規模のスタンド席を持つ野球場『わかさスタジアム京都』、府内唯一の第一種公認陸上競技場『たけびしスタジアム京都』、府内唯一の屋内50m国際公認プールを持つ『京都アクアアリーナ』などがあり、スポーツの賑わいの拠点となっています。

 市民参加型のスポーツイベントや様々な種目の大規模大会開催のみならず、京都市民・府民の身近なスポーツの場として、多くの方々に利用されています。バドミントンやバスケットボール、バレーボール、ソフトテニスなどの球技に加え、ヨガやピラティス、ストレッチなどの教室が開かれており、令和3年度の稼働率は77.7%とコロナ前の水準を保っています。(令和元年度73.6%)

 Bリーグ、市民の皆さんにとって欠かせないスポーツ施設ですが、昭和38年開設と約60年経過した施設にはメンテナンス等の課題もあります。空調トラブルや床の老朽化など、市民利用に支障が無いよう、改修や補修で対応しています。バリアフリー化に取り組むとと共に、狭小な通路などでは、車椅子ご利用の方への配慮を促すなど、インクルーシブスポーツの視点も大切にしています。

 メイン体育館と隣接した市民スポーツ会館には、100名以上の講習等に使用できる会議室や体育室があり、健康づくり・スポーツの場として機能しています。また『京都スポーツの殿堂ホール』も併設され、京都ゆかりのトップアスリートの功績がビジュアルで楽しめ、子ども達や市民の皆さんに夢や希望を与える場となっています。

 老朽化対策やBリーグのパフォーマンス向上への対応、より多くの市民利用を促す工夫など、今ある施設を最大限に活かした運営には、学ぶべき点が多くありました。本市における健康づくり・スポーツ施設にも活かして行きたいと思います。

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