『がんばらない介護』に気づける社会に!(2023.10.27)

 知らずのうちに、がんばってしまう介護。がんばるのが、当たり前みたいな介護。私も当事者として、家族の介護にがんばって、疲れ切って、それでもがんばって続けた介護。

 橋中今日子さんの講演『がんばらない介護』を聞いて、今まで知らずのうちに抱えてきた思いが込み上げて、最後は涙してしまいました。

 私自身、看護師として、認知症看護や地域包括ケアの現場、家族の看護•介護を経験しましたが、自身のメンタルヘルスなど、考える余地もありませんでした。

 橋中さんは、お祖母様、お母様、ご兄弟の介護を一人で21年間続けて来られた、未だ現役の介護者として、実体験を通じた、介護の大変さや心身のケアの必要性をお話し下さいました。

 『がんばらない介護』に気づけたのも、橋中さんの講演を聞けたからこそ。きっと私だけでなく、講演を聞いた皆さんも、肩の荷がすうっと降りたのではないかと思います。

 講演の後には、ヴァイオリン演奏とピアノ伴奏のミニコンサートを聴くことができ、介護の合間にもホッと癒される時間が必要だという事も体感することができました。

 介護に疲れて、一人苦しむ方々が、沢山います。誰かに相談する気力も残っていない方もいます。頭では少し休まなければまたと思っていても、がんばり続けてしまうのが介護です。

 一度立ち止まって、『がんばらない』を意識してみて下さい。少しでも自分時間を作ってみて下さい。

 一人でがんばらなくて、いいのです。地域ケアプラザや区役所など、公的機関も活用して下さい。そして、私も看護師として、介護経験者として、また市議として、介護者の方々の力になりたいと思います。

>ボランティア募集

ボランティア募集

お住まいの地域でビラのポストイン、その他共に活動をして頂ける方、地域のために何かしたいとお考えの方は、フォームよりご連絡ください。お手伝いは数時間~1日からでも構いません。
できる事をお願いします。
よろしくおねがいいたします。

CTR IMG