「もったいない」は仏教用語が由来で、「勿体」という言葉から来ています。これは、モノの本来の価値や存在意義が失われることを惜しむ気持ちを表しています。
私はこれまで市議会において、「もったいない」を大切にする施策を提言してきました。食品ロス削減のため、食べきり協力店やフードドライブの推進、粗大ごみのリユースなど、市民の皆さんが身近な所で「もったいない」を減らす取組みができる環境を整備することに重点を置いてきました。
令和4年9月の議会では、粗大ごみのリユースについて、当時横浜市で実施されていなかった民間事業者との連携によるリユースの取組みを提言しました。その理由として、粗大ごみとして出される前に、市民間でのリユースの取引が活発になることで、ごみの減量や処理経費の削減をもたらすだけでなく、地域内での資源循環が促進され、市民の環境意識の向上にも繋がることを挙げました。
その後、横浜市は令和6年2月に株式会社ジモティーとリユースに関する協定を締結し、今年2月には、瀬谷に「ジモティースポット横浜」がオープンしました。その後、井土ヶ谷店、8月20日には中山店がオープンしました。まだ使える不用品をごみにせず、「ジモティースポット横浜」へお持ちください。
