健康づくり、スポーツ推進特別委員会の視察1日目は、八戸市長根公園に訪問、八戸市スポーツ推進課、エスプロモ株式会社の取組みをヒアリングしました。
八戸市のスポーツ推進事業の体系として、「する」「みる」「支える」に重点を置き、子どもから高齢者まで、身近な地域でスポーツに親しみ、心身の健康を増進する事業を行っています。その特長の一つに、氷上スポーツの振興が挙げられます。八戸市では、小学校の授業の一環としてスケートがあり、校内スケート大会が開催されるほど、スケートがメジャーなスポーツとなっています。長根公園をはじめとする、スケート施設の利活用を推進するための、スポーツ合宿補助金の交付が行われています。全国各地、世界各国から八戸市へスケート合宿へ来る皆さんにより、まちの賑わいや経済効果が生み出されています。
また、あらゆる市民の皆さんが、気軽に参加できるランニングイベントや紅葉など自然を活かしたウォーキングイベントが毎年開催されています。近年では、3×3、B2リーグといった、バスケットボール人気も高く、今後体育館の規模拡大等も検討中とのことです。ニュースポーツを取り入れた、新たなスポーツ人口の増加にも取り組まれています。
さらには、身近なところに、気軽にスポーツに慣れ親しむ環境が整っており、ご高齢者の外出や健康増進にも繋がっています。施設利用料の安さや駐車場が無料であることも、魅力の一つと感じました。八戸市の気候の特徴や、地域スポーツの歴史的特性を活かすこと、市民ニーズを捉えたスポーツによる健康増進、スポーツ振興の取組みを詳しく学ぶことができました。
横浜市においても、各区の特性を捉えた健康づくりや、ニュースポーツ導入によるスポーツ人口増、プロスポーツチームとのコラボによるスポーツ振興など、身近な所で市民の皆さんがスポーツにふれあう機会を増やして参ります！
