横浜市立大学大学院医学研究科、地域看護学分野、有本梓教授から、横浜市大の研究や取組みについて、お話を伺う機会をいただきました。私も看護師として、地域看護や在宅看護の分野での従事経験もあり、また、市議として関わることの多い地域看護学領域について、有本先生との意見交換の時間は、話題が尽きない、充実した時間となりました。
その時間を通して実感したことは、横浜市大の教員・学生達が、横浜市を愛し、横浜市をより良くしたいと思う気持ちが強いという事です。その証として、地域看護学の分野においても、ゼミの卒業論文のフィールドの多くが横浜市にあります。子どもから高齢者、医療的ケア児や精神疾患を有する方への支援など、横浜市の健康福祉局や子ども青少年局、医療局の施策に活かせるような研究成果も多数挙げており、横浜市大の存在意義を深く感じました。
横浜市大には、医学部、データサイエンス学部、国際教養学部、国際商学部、理学部があり、今回訪問した医学部のみならず、多様な学部で最先端の研究が行われています。産官学共創オープンイノベーション研究施設もあり、メンタルヘルス研究領域を中心に、イノベーションの創出と社会実装の加速を目指していることも、横浜市にとって、貴重な取組みと言えます。横浜市のあらゆる施策において、横浜市大の力を活かし、横浜市の政策に柔軟で新しく、国際的な視点を取り入れて参りたいと思います。

