日本のギャンブル依存症が疑われる人の割合は成人の3.6% であり、フランス1.2%、イタリア0.4%、ドイツ0.2% と比して、日本は依存症患者が多いと言われています。ギャンブル依存症は、本人だけでなく家族を巻き込み、多重債務、貧困、虐待、自殺、犯罪等、重大な社会問題を引き起こす恐れのある病気です。ギャンブル依存症は本人、家族が病気であると気づきにくいこと、ギャンブル依存症の専門医療機関や医師不足から、適切な医療や支援につながらない現状があります。横浜市では、区の福祉保健センター、横浜市こころの健康相談センターがギャンブル依存症の相談窓口になっています。ギャンブル依存症は早期介入が重要です。ギャンブル依存症が疑われたら、早い段階で相談窓口へ行きましょう。
●田中ゆき 市政レポート(vol.4)[PDF]