常任委員会の視察2日目、にぎわいスポーツ文化局に関わる視察として、岩見沢市観光振興戦略ならびに、ホテルメープルロッジで知見を深めました。
岩見沢市は、富良野や旭川といった有名観光地へのルート上に位置していますが、岩見沢へ立ち寄り、滞在する観光客が多くないという課題を抱えていました。
とは言え、岩見沢市には、魅力的な農業、ウインタースポーツ、国内最大の野外音楽堂、炭鉄港の歴史など、豊富な観光資源があります。岩見沢市の観光戦略における、それらを活かす取り組みにより、国内外からの集客を着実に増やしています。
リアルな農業体験のできる「アグリツーリズム」、複数のワイナリーでの試飲を楽しめる「ワインタクシー」、豪雪を活かした「かまくらカフェ」など、体験や学習を楽しめるツアーが人気です。
その拠点となるのが、「ログホテルメープルロッジ」。1992年に小学校跡地に建てられた、公共の宿で、カナダ産のレッドシダーをふんだんに使った国内最大級のログハウスを有します。フレンチに特化した夕食・朝食、サービスの質にもこだわった、オーベルジュ的な施設です。
約4haの広大な敷地には、コンシェルジュ付きグランピング、食べることのできるエディブルフラワーの摘み取り体験、四輪バギーやスノーモービルなど、年間を通して楽しめるアクティビティ充実の宿です。
コロナ禍においても、客室の稼働率は下がることなく、リピーターの方、口コミで、アフターコロナの今は、国内外からのお客様に人気の宿となり、予約も取りにくくなっているとのことです。
岩見沢市の魅力を知ることで、これから北海道へ行く時には、岩見沢へ立ち寄ろうと思うようになりました。
横浜市も岩見沢市同様、東京から鎌倉や伊豆、箱根など、有名観光地へ行く際に通っても、滞在する方が多くはなく、抱える課題は同じです。横浜市にも、美しい港町や内陸部の豊かな自然、歴史的建造物など、魅力あふれるコンテンツが沢山あります。
横浜の魅力を国内外の皆さんに、もっと知っていただき、横浜へ滞在したい、また滞在したいと思うファンを増やせるような施策を打ち立てたいと思います!