青葉区の田畑を守る案山子(かかし)さん達とは顔を合わせるたびに、感謝の気持ちを伝えています!
地域を回りながら、様々な案山子を探すのも楽しみのひとつ。子どもの頃から、慣れ親しんだ昭和の案山子とは、ひと味違った、モダンでオシャレな案山子にも出会えます。
幼い頃から、特に人の形をした案山子を見ると、何だか不思議な気持ちになります。まるで生きているかのごとく感じ、心で会話をしてしまいます。きっと田畑を守る神様が宿っていて、私たちのことも見守ってくれているのだなぁと思っています。
案山子は、鹿驚(かがし)とも言われ、田畑を荒らす鳥獣などが寄りつかないよう、それらの嫌う獣の肉を焼いて串刺しにし、臭いをかがすという意味合いを含んでいるという言い伝えもあります。
今や案山子と同じような役割を果たす機器も様々あります。こうして、時代が変化しても、手作りの案山子が活躍している青葉区の田園風景から、学ぶことのできる伝統文化を大切にして行きたいと思います。