青葉区には、「わがふるさと」と実感できる風景が各所にあります。その最たるは美しい自然と農が一体化している姿です。私の心と身体を育んでくれた、豊かな自然と農のみどりは、時代とともに減少していると肌身で感じています。
一方、地域の皆さんのご尽力により、美しい自然や農が守り継がれ、ふるさとの原風景が残されている場所もあります。
私が子どもの頃は、私の育ったまち青葉台は緑区でしたが、大規模な宅地開発等が進み、人口も増加、1994年(平成6年)に青葉区が誕生しました。もうすぐ青葉区が誕生して30年になろうとしています。
何年経っても変わらず、来る人を癒し包み込んでくれる、豊かな農と自然の風景は、地域の貴重な宝物です。農やみどりを維持するために、様々な困難を抱えている方も少なくありません。現場の声やニーズを捉え、農政推進や緑地保全制度を充実し、ふるさとの原風景を次世代を担う子ども達に紡いで行きたいと思います。