帯仕立ての横浜マイスター、水守康治さんを知ったきっかけは、新型コロナウイルス対策への貢献として、その技能を生かした高品質の手づくりマスクが販売された事でした。「自分の帯づくりの技術を生かして少しでも市民の皆様の役に立てればとの思いで作った。」マスクは、職人技により丁寧に仕立てられ、注文が殺到しました。
帯仕立ての現場の視察は初めての経験。使う道具も、初めて見るモノばかりで、沢山質問すると、マイスターの水守さんは、道具や技術の歴史も含め、丁寧にご説明下さいました。帯仕立ての技能は、生地の種類や柄の選択から、裁断、手縫いなど、工程も複雑で、その細やかな技術を習得するには、長い時間を要します。
繰り返し「自身が納得できる作品をお客様に提供したい」と話す水守さんの姿は、帯を知り尽くしているからこそ、究極の帯仕立てを追求しているように感じました。
市民の皆様が気軽に親しむ事のできる、手作りの小物類もラインナップが充実しています。名刺入れやマスクケースは、表地と裏地に柄や素材の異なる生地が使用され、匠の技が光ります!!
それらの製作を体験できるワークショップも開かれています。「仕立ての魅力を体験したい」とワクワク感を抱いて、次回再訪の計画を立てております!!
有限会社帯康
横浜市戸塚区深谷町92-2
電話:045-851-7745