コロナ禍、初の生演奏のコンサートへ。青葉公会堂で開催された、2020 青葉音楽百景『青葉区民音楽祭』。
15時からの横浜緑吹奏楽団の第3部では、オリンピックマーチに始まり、バッカナール、フランス組曲、最後は懐かしの時代劇テーマソングと多彩なプログラムのあっという間の40分でした。
ソーシャルディスタンスを保つための入場時間の振り分け、座席の間隔の確保、その他、サーモグラフィーの設置、手指消毒やマスク着用など、感染症対策も万全で、お子さんからご高齢者まで、安心して楽しめる音楽祭でした。開催者、区役所、関係者の皆様のご尽力で開催された音楽祭に感謝の気持ちでいっぱいです!
そして、久々の生演奏は、金管楽器のキラキラした舞台が目前に繰り広げられ、ダイナミックな指揮者の姿と共に、会場全体に響き渡る音楽のハーモニー。そして、ユーモアあふれる演出。音楽と笑いと郷愁と、ぎっしり詰まった夢物語の時間を過ごす事ができました。
コロナ禍の中、文化・芸術に生で触れる事のできる機会が減っており、今後の文化・芸術活動の行方も心配さますが、こうして新たな様式での音楽祭が開催され、大変嬉しく、ありがたく思います。2021年2月、横浜緑吹奏楽団主催『青葉こども音楽まつり』の開催も、多くの親子の皆さんが心待ちにしています。
コロナの終息に見通しがつかない中、新たな生活様式に応じた、文化・芸術活動を支援する様々な施策が今後も必要とされて来ると思います。お一人お一人、各団体の声を大切に、開催者も来場者も安心して楽しめる文化・芸術の場が広がる施策を推進して参ります!