中恩田橋の交差点近くには、ざる菊の名所があります。モコモコとざるのように、盛り上がった株に、赤・白・黄の菊の花が満開の光景は1年の限られた時期にしか見られません。最初に咲くのが黄色、次に赤色、白色と続きます。小さな苗がモコモコのざる菊に成長するまでには、2年の時を要します。
丹精込めて手入れをして下さる農家さんのざる菊に込める想いや、育てるご苦労を伺うと、この貴重なざる菊に毎年出会えること、身近な所で購入できる環境が、青葉区にあることを、ありがたく思います。ざる菊のそばに居ると、シュンギクのような、爽やかな香りがして、青葉区の青々とした自然の香りもして、心も癒されます。いまの時期は、可愛い白いざる菊が華やいでいます。今年小さな株は、来年は大きくなるそうです。
私も昨年から、ざる菊を育てています。農家さんのようには行きませんが、可憐な花が咲きました。ざる菊は鑑賞するだけでなく、その生態を知れば知るほど、関心深く、そして育てている農家さんのご努力が分かります。私も来年は大きな株を育てたいです。