私にとって子どもの頃の原風景と言えば、寺家ふるさと村。農と自然豊かな環境の中で、遊び、学び、育った場所。寺家ふるさと村は、そこで生活する方々と自然が共存した里山です。地元の方々の尽力により守られてきた、農と自然環境は今後も青葉区にとって大切な財産と言えます。
一方、近年は高齢化や就農人口の減少等、寺家ふるさと村の維持・保全には課題も出てきています。それら課題について、私はこれまで議会において、本市の貴重な財産である寺家ふるさと村の未来を地域一体となって考える取組みが必要と提言してきました。それがカタチとなり、『寺家みらいプロジェクト』事業が立ち上がりました。
本プロジェクトは、美しい田園風景やそこで活動している人材といった「農」の資源を活用し、 地産地消や自然 ・ 農業 ・ 農村文化の体験活動を展開することで、寺家エリアに住む人、 訪れる人、 事業を営む人が豊かな暮らしを実現することを目的とした事業です。
先日8月25日には、キックオフイベントが四季の家で開催され、会場はプロジェクトに関心を持ち、寺家をより良くしたいと思う地域の皆さんで満席となりました。今後は、アイデア創発ワークショップが始まります。これからも寺家ふるさと村の皆さん、地域の皆さんと共に、寺家のみらいをより良くしていく取組みを力強く進めて行きたいと思います!