地域全体の大人の知恵と力と愛と笑顔が、子どもを育てる(2024.07.26)

子ども青少年局・教育委員会の視察3日目は、札幌市にある社会福祉法人麦の子会『むぎのこ』を視察しました。むぎのこは、障害のある子どもや大人、家族、社会的養護の必要な子どもたちが、自分たちに誇りを持って生き、みんながリスペクトされる文化を大切に歩み、様々な取組みを進めて来ました。「子どもを育てるのは、村中の大人の知恵と力と愛が必要」という、療育の基本方針の通り、むぎのこでは、地域に根差した、療育支援が充実しています。

麦の子会には、児童発達支援センター、発達クリニック、多機能型(児童発達支援・放課後デイ)、ショートステイ、就労移行支援、グループホーム、ファミリーホーム、一時保護者専用施設など、様々な施設があり、それら施設が地下鉄一駅分の範囲内にほぼ位置していることも特徴的です。その地域には、小学校・中学校もあり、元校長先生が橋渡し役となり、困難を抱える子ども達の就学を支援しています。

また、職員も事業所のある地域に暮らし、町内会の活動に積極的日程参加しており、地域との信頼関係を築く事が出来ています。むぎのこで働く職員も、むぎのこの卒業生、そのご家族が多く、自己肯定感を持って生きることを教えられ、むぎのこの精神を大切にして、懸命に生きる人を支える側になっています。

むぎのこのバスに乗って、地域の様々な事業所を車窓から見ました。地域に溶け込んで、地域に温かく包まれて、育ち、暮らし続けられる環境があることに感動しました。生きる、暮らす、働くを地域全体、街中で支えることができるのだと学びました。横浜市においても、むぎのこのような、地域に根差した活動が広がり、定着する環境を整えられるよう、市政に取り組んで参ります。

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