横浜市庁舎近くには、『NTT電話100年』デザインのマンホール蓋が点差しています。片隅には、「’90電話100年」の文字が刻まれています。
1890年(明治23年)12月16日、東京―横浜間で日本の電話事業はスタートしました。横浜市制が始まった、1889年の翌年のことです。東京―横浜間で始まった長距離電話は、その後、大阪、神戸、長崎へと徐々に距離を延ばしていきました。当時は交換手が交換機を手動で繋いでいました。
関東大震災や第二次世界大戦において、電話事業は大きな打撃を受け、自動交換機や全国自動即時化など、技術開発が進みました。私が子どもの頃は、ダイヤルを回す黒電話でした。その後、押しボタン式となり、今や携帯電話、スマートフォンが普及しています。
134年の月日を経て、電話機の果たす役割も大きく変化しました。これから、未来へ向けて、電話がどのように進化していくのかにも、着目して行きたいです。