近年、この季節になると、毎年のように、地域の方から、カラス被害のお困り事の相談を頂きます。春から初夏のカラスの繁殖期には、巣や巣立ったばかりのヒナの近くを通る人に対し、親カラスが卵やヒナを守るために、威嚇や攻撃することがあります。
ご相談頂いた方の地域には、大きな公園があり、その公園内の高木からカラスが飛び立ったり、草むらにヒナがいたりする姿が過去にも見られました。日時を変えて、現場へ行って、カラスの存在や行動をウォッチしています。ヒトを攻撃する恐れもあり、公園内で遊ぶ子どもたちへの被害も懸念されますが、今の所、その状況はないそうです。近隣の方は、車の部品を壊されてしまうなど、多額の修理費のかかる被害が及ぶケースもあり、カラス避け対策をしている様子も見られました。
横浜市においても、ウェブページ等で、カラスの被害と対処について、説明をしています。「巣やヒナに近づかない」「カラスは後ろから攻撃するため後頭部を守る」「原因となる巣への対処を行う」などです。今の所、巣の存在が見あたりませんでしたが、巣を見つけて、対処が必要な場合は、その場所の所有者または管理者に連絡して下さい。今回の場合は、地域の小規模公園のため、青葉土木事務所が管理者となります。既に情報共有しておりますが、この公園に限らず、カラス被害にお困りの際は、ご相談下さい。横浜市ウェブページ『カラスの被害と対処』https://www.city.yokohama.lg.jp/…/yasei/karasu.html…