昨年10月から12月まで、56回にわたり、神奈川新聞に連載された、母校桐蔭学園野球部、元監督・土屋恵三郎さんの「わが人生」。私の桐蔭学園高校時代には、野球部で同級生の高橋由伸選挙が大活躍で、甲子園にも連れて行ってもらいました。当時の監督は土屋恵三郎さん。母校桐蔭を10回、甲子園に導いた名監督です。土屋監督ご自身も桐蔭学園の四番捕手として、夏の甲子園に初出場、初優勝され、桐蔭学園の野球部の数々の栄光の立役者です。
土屋監督の魅力は、その温かなお人柄と、選手を野球人としてだけでなく、人として育てる情熱にあります。昨年の「わが人生」の連載を、毎回楽しみに読んでいましたので、その連載が、書籍化されたことが、とても嬉しく、何度も読み返して、私の人生の糧にしたいと思います。土屋監督が書いてくださった「感謝」の言葉、達筆で心のこもった文字に、しみじみと私も感謝の気持ちが込み上げてきました。本の帯には、高校時代のスター選手、高橋由伸さんの土屋監督への感謝の気持ちが記されています。
土屋監督との出会いは、今となっても、私にとって、貴重な人生経験で、監督の生きる姿勢から学ぶことが沢山あります。桐蔭学園高校にご縁があったからこそ、土屋監督との出会いがあり、先輩から人生を学ぶ機会があります。土屋監督、母校桐蔭学園高校に感謝の気持ちでいっぱいです。卒業してから何十年経っても、高校野球の大切な思い出は宝物です。
