海中ごみ・海岸漂着ごみの7割から8割は陸で発生し、河川を通じて流れ着いたものです。根本的に解決策するためには、広域的な視点での取組が必要です。
陸や川、海でつながる8市(横浜市、川崎市、横須賀市、鎌倉市、藤沢市、逗子市、大和市、町田市)が連携し、海洋プラスチックごみ削減啓発プロジェクトを進めています。その一環として、巡回展示が行われています。
光・環境造形作家 田中敬一研究室(K-one Lab)と桜美林大学の学生が連携し、実際に海や川で回収した プラスチックごみの現物をデザイン化し制作した作品、啓発パネルが、各都市をバトンリレー。
学生さん達のアイディアの詰まった展示と、啓発パネルを見ると、マイクロプラスチックの生態系への影響など、プラスチック削減をしようと改めて感じます。
若い世代からの啓発は、これまでの環境を創造してきた大人達への警鐘となり、また持続可能な生態系を保つ、未来への原動力になります。この機会を大切に、私もマイクロプラスチック問題やプラごみ削減について、学び行動して行きたいと思います。