青葉区しらとり台自治会で開催された『やき芋会』では、沢山の地域の皆さんが担い手となり、生き生きと活躍されている姿が印象的でした。
開催へ向けての事前準備、当日、朝早くからの落ち葉集め、火起こし、午前11時の開場に間に合うよう、灼熱の炭火、眼にしみる煙の中での焼き芋作り。ホイルと新聞に包まれた、焼き上がった熱々のお芋を、軍手を使い、ひとつひとつ取り出し、丁寧に新聞紙に包み、配布の準備。安全を見守る消防団の皆さん。お一人おひとりの力と皆さんの絆が、キラリと輝く素敵な『やき芋会』でした。
地域の皆さんも 秋の味覚を心待ちにしていた様子で、開場前から長い行列ができていました。『やき芋会』によって、地域での暮らしの楽しみや、生きがいがもたらされ、地域の絆も深まることを実感しました。
近年はコロナ禍というだけでなく、担い手不足もあり、途絶えつつある地域行事もあります。地域行事を通じて育まれてきた地域の絆や暮らしの豊かさを、いかに次世代へと紡いで行くかを検討することも必要と感じています。