シリーズ:#田中ゆきの視察報告@瀬戸内国際芸術祭2022~直島編(2022.11.02)

 市民・消防・文化観光常任委員会、視察第2日目は、『瀬戸内国際芸術祭2022』直島を視察しました。

 直島は『瀬戸内国際芸術祭』発祥の地となった場所です。1985年、瀬戸内海の島に世界中の子どもたちが集える場を作りたいとの思いを抱いていた福武書店(当時)の創業社長福武哲彦氏と当時の直島町長が出会った事が始まりとなりました。1989年には子ども達のための直島国際キャンプ場がオープン、1992年には現代アートを取り入れたベネッセハウスがオープンしました。

 そして、2010年の第1回芸術祭開催に至るまでには、1994年草間彌生氏による屋外彫刻作品『黄色いかぼちゃ』の展示、1998年民家と現代アートを融合させた『家プロジェクト 』など、10年以上にわたり、島の暮らしを大切しながら、プロジェクトを進めて来ました。

『瀬戸内国際芸術祭』のコンセプトには、「島の復権」があります。島と現代アートを融合させることで、来島者には島の魅力を知ってもらい、島で暮らす人々には、島への愛着が芽生え、島の活性化にも繋がります。

 今回は、2つの島を視察しましたが、きっと他の10の島でも、現代アートを通じ、それぞれ魅力ある文化や歴史が伝えられているのだと思います。広い横浜市にも地域ごとに特徴ある文化、歴史があります。現代アートを取り入れた地域の魅力の創出について、貴重な手がかりを得られた視察となりました!

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