横浜市における近代下水道の導入は、横浜の外国人居留地にて、英国人技師のブラントンにより進められ、明治2年(1869年)に着手、明治4年(1871年)に完成しました。
その近代下水道が導入されて150年が経過した現在、横浜市における下水道普及率はほぼ100%に達しました。また60年間続けてきた下水処理により、市民の皆さんの生活衛生環境が向上し、高度経済成長に伴い悪化した川や海の環境も大きく改善しました。
150年の節目を迎え、横浜市庁舎では下水道事業に関する展示が行われています。多くの皆さんが足を運び、身近なようで知らない事の多い、下水道について興味関心を深めています。
また横浜下水道150広報大使には、俳優の釈由美子さんが就任し、9月9日には市庁舎アトリウムでイベントも開催されました。
市民の皆さんの生活を支え続ける下水道老朽化対策や、近年多発する豪雨への備え、脱炭素社会実現への取組など、市民の皆さんの生活を支え続けるインフラとしての下水道事業はいま重要な局面を迎えています。
分かりやすく楽しく学べる横浜下水道の展示に足をお運び頂下さいませ。(9月30日まで)また、横浜市ホームページでは動画で下水道への理解を深めることもできます。ぜひご活用下さい。
そして、私の背景に映っているのは、マンホールの蓋です。世界にひとつだけのマンホール蓋があります。近々マンホール探しの旅にも出かけたいです。