横浜市会議員花上喜代志先生は、横浜を世界のトライアスロンシティへと導いた立役者であり、横浜市トライアスロン協会会長を務められています。
このたび、花上先生執筆の『横浜トライ!』が2021年5月14日に初版刊行されました。
横浜へのトライアスロン誘致の経緯やご苦労、横浜が世界のトライアスロンシティへと発展していく様子、トライアスロンを通じた人と人との繋がり、環境保全活動の普及啓発など、トライアスロンの魅力満載の待望の一冊です!
2009年、トライアスロン世界選手権横浜大会の誘致には、横浜港の水質汚染を懸念する反対の声がありました。当時、横浜へのトライアスロン誘致の旗振り役であった花上先生は、「横浜でトライアスロン大会をやれば、横浜港は水泳ができるところまできれいになったと証明出来るのではないか」と考えたそうです。そして、花上先生みずから横浜の海で泳ぐことで、横浜の海の水質の安全性を伝えるために、猛特訓が始まります。
当時60歳だった花上先生は、クロールは泳げない、せいぜい平泳ぎで25m泳ぐのが精一杯でしたが、プール通いとオリンピアンの泳ぎをDVDで研究し、特訓開始後わずか2週間で、海で練習、500mを泳げるようになったそうです。
市会の議員室で花上先生から数々の人生経験を伺う中で、最も私が印象的だったエピソードがこの本にも描かれており、改めて花上先生のお人柄や行動力に敬服しました。
2009年のトライアスロン世界選手権横浜大会開催を契機に、毎年横浜で開催されて来た世界選手権横浜大会。11回目を迎えるはずであった昨年2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりましたが、2021年以降、感染防止対策を徹底し、「ワールドトライアスロンシリーズ横浜大会」として、再スタートします。
世界のトライアスロンシティ横浜は、これからますます発展して行きます!横浜の美しい海と景観を守り、世界中のトライアスロン愛好家の皆様に横浜のトライアスロンの魅力を伝えて行きたいと思います!