カジノ住民投票条例案の審議1日目。
議場内では、市長の答弁に唖然、騒然とする場面、傍聴席からは市民の皆様のお叱りの声が聞かれる場面も多くありました。
市長にとっては、193,193筆の署名は「市民の声のひとつ」であり、「住民投票実施の意義は見出せない」と繰り返し発言。頑なに民意を否定し続ける市長の姿には、深く憤りを覚えました。
また、大変残念に感じた事は、登壇した市議から、カジノ住民投票を求める市民の皆様から届いた手紙やご意見を批判するような発言が複数あった事です。たとえ、政治姿勢として住民投票には反対であっても、市民の皆様の声には真摯に耳を傾けるべきですし、議場で否定すべきでないと思います。
さらには、議場内での、他会派の質問者に対する、野次とも取れる不規則発言についても然りです。登壇している市議も、市民の皆様の思いを背負って、限られた時間いっぱい懸命に発言しています。決して暴言等で妨げてはならないと思います。
1日目の審議終了後、市民の皆様から届いた手紙を拝見しました。住民投票実現に対する思い、市長の民意を無視した意見書への憤りなど、ぎっしり詰まった手紙でした。新年もご不安なお気持ちで迎えられた事と心が痛みました。
市民193,193筆の重みを、市長も市会も背負い、今日、明日と真摯に議論し、住民投票条例案に賛成すべきと考えます。