最近は各種申請がパソコンやスマートフォンを使用しなければ出来ないケースが増えています。また、市や県、国の支援の周知もホームページが主な媒体となっています。
しかし、地域を回っていると、パソコンやスマートフォンをお持ちでなく、各種支援の情報の入手も申請も困難な方が少なくないのが現状です。また、国の持続化給付金や家賃支援、市や県の補助金申請の対象者であっても、「テレビや新聞、市や県の広報で見たが、自分は支援の対象外と思っていた」「パソコンもスマホもないし、よく分からないから申請を諦めていた」という声も多く聞かれています。
今回のコロナ支援だけでなく、市民の皆様にとって大切な情報が、ホームページを主たる媒体として提供され、他は市区役所、地域の拠点等に足を運ばなければ入手できない状況を危惧しています。また、コロナの影響だけでなく、地域の絆も希薄化しつつあり、ご近所同士の情報共有も密ではなくなりつつあります。必要とする人に必要な支援が行き渡るよう、行政はいかに情報提供をしていくかが、大きな課題です。現場の声を市政へ届け、全ての人に等しく情報を提供できる施策を進めて参りたいと思います!