【子どもの養育段階で、人権を守る教育の推進、ジェンダーフリー社会の実現を!】(2024.10.23)

昨日にて、市会第三回定例会が終了しました。決算特別委員会、最終日には、政策経営局の質問に臨みました。横浜市の若者活躍や、人権に関わる問題(DV、デートDV、ジェンダー問題)について質問をしました。その根底には、本市の未来を担う、次世代を大切に育みたい、また、次世代が互いの人権を尊重し、幸せに暮らせる横浜にしたいという思いがあるからです。

以下、質問の概要です。

●学生の活躍推進これまで本市が行ってきた、介護デジタルハッカソンから一歩取組みを進め、学生達が自ら社会課題を抽出し、デジタルだけでなく、様々な手法を取り入れて、主体的・意欲的に解決する事業としいてく視点も取り入れるべき。地域の企業や団体の参画を促し、参加者へのインセンティブ(参加のうまみ)も必要。

●DV特に精神的暴力(例えば、交友関係の監視・制限、人格を否定するような暴言など)の理解度が低い。被害者、加害者、周囲が、DVを理解・認識できなければ、DV解決は難しい。DVは、犯罪となる行為をも含む、重大な人権侵害である。DVに関する、広報・啓発の取組みをさらに広げていくことを要望。

●デートDV本市には、チャットによるデートDV相談窓口「Yちゃっかる」があるが、利用が少ない。「Yちゃっかる」の認知度向上をはかるべき。また、デートDVの低年齢化が懸念される。文科省が推進する「生命の安全教育(子どもたちが、性暴力の加害者、被害者、傍観者にならないための教育)」により、デートDV防止に取り組むことを要望。

●ジェンダー問題の理解促進ジェンダー問題は、社会や文化によって形作られた性別(ジェンダー)に基づく、偏見や不平等で、人権問題である。生活や仕事において、男女を区別することのない「ジェンダーレス社会」を要望。また、男女を二分した考え方をせず、性別に関わらず、多様な選択ができる社会、性による社会的・文化的差別なく誰もが活躍できる「ジェンダーフリー社会」を要望。

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