よこはま動物園ズーラシアでは、絶滅危惧種の飼育や繁殖に熱心に取り組んでいます。
園内には、横浜市繁殖センターも設置されており、絶滅危惧種や希少動物の精子を凍結保存するなど、先進的な研究も行われています。
ズーラシア(ZOORASIA)」という愛称は、動物園(ZOO)と広大な自然をイメージしたユーラシア(EURASIA)の合成語で、1996年)に市民公募で選ばれたとのことです。
その名の通り、生息環境展示や世界の気候帯・地域別にゾーニングすることにより、世界旅行ができる動物園として、植物や自然環境について楽しく学べます。
世界の野生動物、希少動物の暮らしを、より自然な環境で見ることができ、さらには展示により、それら生息域や絶滅の危機に瀕している状況など知ることができます。
ズーラシアでは、絶滅危惧種の繁殖を成功させている事例も少なくなく、世界からも注目され、連携をはかって、希少動物、種の保存に寄与しています。
動物の生息環境を変化させ、狭めたり、破壊してきたのも、人間の生活を優先したことも挙げられます。動物と人間の共生を大切にする視点が深まり、豊かな自然や生物も守る市政に取り組みたいと思いました。