昨日は、青葉公会堂にて、『“幸福寿命を考える-つながりが紡ぐ100年人生-”〜認知症になっても自分らしく安心して暮らせるまち青葉区を目指して〜』が、開催されました。
このシンポジウムは、青葉区と桐蔭学園が、令和4年から実施した、健康寿命の延伸と健康格差の縮小等に寄与することを目的に健康調査研究の結果を踏まえ、人生100年時代において、前向きに生きるヒントを伝えるという趣旨で行われました。
学校法人桐蔭学園 理事長・桐蔭横浜大学教授の溝上慎一先生による調査結果報告、たかはしメモリークリニック院長で認知症サポート医の髙橋正彦先生による講演、パネルディスカッションが行われました。
ファシリテーターは、私と同じ母校桐蔭学園卒業生、ダイヤ高齢社会研究財団主任研究員の澤岡 詩野 さんが務められ、有意義かつ、和やかに、幸福寿命や人と人とのつながりの大切さについて、学べる機会となりました。
もっとも心に残ったことは、認知症のある、なしに関わらず、人は生きるうえで、他者とのつながりが大切だという事です。そして、居心地のよい地域づくりが、幸福寿命にも大きく影響すると、気づくことが出来ました。
また、今回のシンポジウムには、幸福寿命に関わる、様々な展示や体験ブースがあり、シンポジウムだけでなく、幸福寿命につながる、沢山の学びがありました。
初めて、eスポーツを体験することもでき、eスポーツの介護予防分野への今後の関わりに、大いに期待を持ちました。
桐蔭横浜大の下肢筋力測定や横浜市大のスマートシューズなど、大学の介護分野への参画にも、心強く感じました。
認知症になっても自分らしく暮らせる社会は、認知症でなくても自分らしく暮らせる社会であることが、重要と認識し、青葉区から力強く発信して行きたいと思います!