今日から100年前、1923(大正12)年9月1日に関東大震災が起こりました。マグニチュード7.9と推定される巨大地震は、家屋の倒壊や土砂災害、火災、津波などにより、甚大な被害をもたらしました。
青葉台小学校時代、9月1日といえば、教室内で校内放送の「地震発生」と同時に防災頭巾を被って、机の下に身をかがめ、安全確保後、防災頭巾を被って、真夏の校庭に避難し、集団下校をした記憶があります。
地震が発生したら、机の下に瞬時に入り、身を守る行動は、大人になった今でも自然と身について行動でき、教育の成果だとありがたく思います。
子どもの頃は今よりも「関東大震災がいつ起きてもおかしくない」と恐怖心がありましたが、数十年の年月が経て、大地震を経験せず、大人になると、その気持ちも薄れがちです。
とは言え、他都市では大地震が発生し、甚大な被害をもたらしています。改めて、誰しも自分ごととして捉え、備えをする必要があると、100年の節目が警鐘を鳴らしていると感じています。
横浜市には、耐震化や震災から身を守るための設備への補助金があります。木造住宅の耐震改修(要件あり)や耐震シェルター、防災ベッドなどが対象となります。詳しくは、横浜市建築局建築防災課(045-671-2943)にご相談下さい。