週末3日間、青葉台東急スクエアにて、桐蔭学園鉄道研究部の皆さんによる、鉄道模型展示が開催されました。新作の模型や会場の賑わいを想像して、ワクワクしながら、毎年伺っています。
今回の展示は、全国高等学校鉄道模型コンテストで入賞した作品がズラリと並び、例年にも増して、緻密で精巧で、情緒文化あふれる作品の数々が並び、圧巻でした。
お子さんから、大人までお客様は絶えず、会場では会話の花が各所で咲いていました。子ども達の「電車が来たー」「脱線したー」など、展示に夢中になって、楽しむ姿は、とても嬉しく微笑ましかったです。
そして、何よりも感動したのは、美しい凛々しい鉄道模型をコツコツと制作して来られた生徒さん達の活躍です。まるで実物を縮尺したようなSL大樹は、3Dプリンターなど使わず、全て手作業で作られ、何度も何度も試作を重ねられたそうです。
桐蔭学園鉄道研究部ならではの、紙を使い、全て手作業での制作にこだわった鉄道模型は、機械や緻密な既製品を使った模型とは一線を画した、桐蔭学園の伝統の証でもあります。
展示に大興奮の子ども達が、そう遠くない未来に、桐蔭学園鉄道研究部で活躍してくれたらいいなと、卒業生として夢を抱きました。