これら展示は『海洋浮遊物ゴミ』で作られたアート作品。近づいて見ると、ペットボトルのキャップやプラスチック破片、プラスチックストロー、ライターなどで作られています。
砂浜へ行けば、あちらこちらで見かけるゴミ。このアートの原点は江ノ島の砂浜、見渡す限りに流れ着いていた、ゴミの数々を目の当たりにした、制作者の「まずは無数のゴミがあるという事実を伝えていこう」という想いにあります。
参加型ワークも行われるようになり、ビーチクリーン活動で集まったゴミで、木の廃材でできたクジラを皆さんと装飾したり、ワイヤーで制作した動物の口からゴミを入れ彩っていくなど、海洋浮遊物ゴミをより多くの方が意識するきっかけにもなっています。
制作物ひとつひとつを、じっと見つめているだけでも、海洋ゴミの課題を、そして海のない青葉区でも、川沿いにポイ捨てされたプラスチックゴミを無くそうと思うきっかけになりました!