シリーズ:#田中ゆきの視察報告@東京消防庁消防学校(2022.11.18)

 東京消防庁消防学校は、渋谷区西原に広がる広大な敷地に、最新鋭の訓練機器などが設備が充実した、消防学校の聖地ともいえる訓練環境が整備されています。

 地下鉄での火災やテロ、事故を想定した訓練を実施できる環境もあり、都営浅草線の車両を実際に地下に配置し、訓練が行われています。

 また、煙を発生させ、その中での人命救助を行う設備では、迷路のように部屋の仕切りを変えることができ、あらゆる場面を想定した訓練が行われています。

 そして、火災件数が減少している現代において、リアルに近い火災を再現し、訓練を行うことが重要となっています。台所を現場とし燃え上がる炎に向かい放水する訓練も行うなど、現場での即戦力を培うことができます。
水難救助の訓練に使用するプールは室内にあり、水深を深く設定することもできます。救助ボートを使っての訓練も行われ、水難救助のスキルアップにつながっています。

 体育館には懸垂台やロープ(のぼる練習)、マシンも揃っており、肉体を鍛える学生さん達に大いに活用されているとの事です。

 横浜市消防局消防訓練センターにはない設備もあり、優秀な消防士の育成や継続訓練、質の向上など目指す上での課題も多く見えてきました。

 今後は横浜市でも必要とされる設備については、積極的に取り入れる事を検討し、市民の命を守る消防士・救急救命士のスキルアップにつながる環境を整備して行きたいと思います。

>ボランティア募集

ボランティア募集

お住まいの地域でビラのポストイン、その他共に活動をして頂ける方、地域のために何かしたいとお考えの方は、フォームよりご連絡ください。お手伝いは数時間~1日からでも構いません。
できる事をお願いします。
よろしくおねがいいたします。

CTR IMG