1人でも多くの困難を抱える女性の生きるを支えるために(2024.12.27)

横浜市女性議員の会にて、横浜YWCAを視察しました。

横浜YWCAは、1913年から横浜で働く若い女性のために、相談もできる食堂と居場所を開設し、以来、暴力を受けた女性支援事業や精神疾患を抱える女性の自立支援などを行なって来ました。令和6年4月に、「困難を抱える女性への支援に関する法律」が施行されました。

横浜市では同年2月から「若年女性支援モデル事業」を開始し、横浜YWCAが事業を展開しています。事業内容の特徴として、アウトリーチに力を入れていることが挙げられます。特に、10代、20代の女性のDV被害の相談件数が低いこともあり、それら世代にリーチできるよう、Xを利用したアウトリーチを行なっています。例えば、「死にたい、消えたい、居場所がない」等のキーワードで検索し、対象と思われる人に、横浜YWCAの紹介やLINE相談窓口を伝える方式で、ICTを活用したアウトリーチを行います。

また、対面でのアウトリーチも行なっており、毎月第3土曜日16時〜20時に、横浜ビブレを中心とした横浜駅西口周辺一帯にて、10代・20代の女性のための健康相談を行なっています。看護師資格保有者1人を含む5人程度で対応し、可愛い絆創膏やホッカイロ等を配布しています。配布物には、「帰るところがない、こわい人/いたいことをする人が近くにいる、赤ちゃんができたかも…など、どんなことでも。よかったらLINEから友達になって連絡をください。まっています。」のメッセージと横浜YWCAの LINEQRコードの入ったカードが添付されています。

そのような地道な取組みが、1人でも多くの困難を抱える若年女性の支援につながっています。地道な取組みには、人材も費用も必要です。今後も現場の声を聞き、現場の取組みを肌身で感じ、事業を実施するに十分な予算を確保したいと思います。

12人の画像のようです
12人、勉強している人の画像のようです
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