伝統工芸を広く知ってもらい、継承につなげるために(2024.12.23)

会派視察2日目は、石川県伝統産業工芸館「いしかわ生活工芸ミュージアム」を視察しました。石川県には、輪島塗、山中漆器、九谷焼、加賀友禅など、古くから伝わる伝統的工芸品があり、国指定が10種、県指定が6種、希少伝統的工芸品が20種の計36種類の伝統的工芸品があります。

いしかわ生活工芸ミュージアムには、石川の風土が育てた36業種すべての伝統的工芸品が展示されています。館内には、伝統工芸品を、衣・食・住・祈・遊・音・祭に分け、それぞれの「彩る美」をキーワードに展示が行われていました。それら美に魅力されたことはさながら、伝統工芸品が特別なものでなく、私達の生活に密着したものであることを実感しました。

長い歳月をかけて育まれてきた石川の数々の伝統の技が、このミュージアムを通して、国内外の人に伝承され、その価値が認められることは、伝統的工芸品の継承に繋がると実感しました。「伝統的工芸品」は、昭和49年に制定された「伝統的工芸品産業の振興に関する法律(伝産法)」に基づき、経済産業大臣の指定を受けた工芸品を指します。

神奈川県には、鎌倉彫、箱根寄木細工、小田原漆器の3品目があります。横浜市には、伝統的工芸品はありませんが、横浜眞葛焼や横浜芝山漆器、横浜彫刻家具、横浜スカーフなど、伝統の技が光る工芸品があります。それら、横浜の貴重な伝統工芸品が次世代に継承されるよう、石川県の取組みを参考にしながら、横浜らしい継承を推進して行きたいと思います。

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