青葉区すすき野団地は、高齢化や単身世帯化が進んでいます。いわゆる『おりとりさま問題』を抱えている世帯、また今後その不安を抱えている世帯も少なくありません。
昨晩は、『すすき野団地隣人祭り』が開催されました。すすき野団地に熱い想いを注ぎ、より良い住環境、生活環境にしようと尽力されている、あらゆる世代の皆さんが参加されていました。初めましての方も、すすき野団地の皆さんの包容力で、すぐに輪に入ることが出来て、楽しく会話ができ、ユーモアあふれる素敵なイベントでした。いつも、すすき野団地の未来を案じ、様々な活動を続けて来られた、小柴 健一さん、小柴円佳さんへ、皆さんが感謝の気持ちを伝える場面では、涙があふれて来ました。
とは言え、これからがスタートでもあります。隣人祭りをきっかけに出会い、助け合いや支え合いの芽が生まれました。そして、すすき野団地の高齢化に関する取組みは全国でも注目されています。昨晩のラジオ番組でも、小柴健一さんの出演ですすき野団地の取組みが紹介されました。高齢化や単身化は、明るい話題でないイメージもありますが、隣人祭りに参加して、あらゆる世代の皆さんが楽しく繋がり、距離が縮まり、これから共に団地で暮らすという意識を醸成できる素晴らしい場と機会となりました。
私もすすき野団地の高齢・単身世帯の課題を解決するためのプロジェクトメンバーに、看護師として参加し続けています。昨晩をきっかけに、また新たな視点で取組むことができると、アイディアが次々と浮かんでいます。すすき野団地から、青葉区、横浜市へ。地域の暮らしをより良くする取組み、高齢・単身世帯が安心して生き生きと暮らせるモデルを広めて行きたいと思います!