健康づくり・スポーツ推進特別委員会視察の2日目は、新青森総合運動場、マエダアリーナを訪問しました。令和8年に青森県では、第80回国民体育大会が開催されることもあり、スポーツ施設の充実がはかられています。
その一つが屋内50mプールであり、真新しいプールを市民の皆さんが、健康づくりのために活用しています。国体が行われることもあり、大会本部やミィーティングルーム、貴賓室、充実したバックヤード等、備えられています。また、水深を変えられる可動式の床や、25mプールが2面取れる仕切り構造もあります。全国から合宿に来る学生や社会人チームもあり、隣接する合宿所や充実したトレーニングルームの利用も盛んとのことです。合宿所は1泊1000円台〜とリーズナブルで、食堂もあり、メニューも豊富なラインナップです。
マエダアリーナは、バスケットボールコート3面の広さを有しており、B2リーグの試合の開催といったスポーツイベントのみならず、有名アーティストのコンサートの開催実績もあります。また、災害避難場所としての役割も担っており、アルファ米など、災害備蓄も充実しています。まさに、市民の命と健康を守る施設と言えます。
施設利用料についても、前日視察した八戸市と同様、トレーニングルームが大人1時間100円、室内プールについては、今年屋内50mプールがオープンしたことにより、値上げをしましたが、1時間200円（従来は100円）に抑えられています。駐車場は無料です。やはり身近な所に、料金や駐車場を気にせずに、気軽に利用できるスポーツ施設があることは、市民の皆さんにとって、健康づくりがしやすく、「みる」スポーツによるスポーツ振興もしやすいと考えます。
スポーツ施設の利用料や駐車場については、横浜市においては、限られたスペースや地域性により、ある程度のご負担を必要とする場合もありますが、身近な既存の公園を利活用するなどし、市民の皆さんが健康づくりをしたいと思った時に、実践しやすい環境を整備して参ります！
