公共施設を活用したペット同室避難の実際を学ぶ(2024.07.12)

佐賀市ブルースタジアムは、佐賀市中心部から南に車で20分ほどの、平野部に位置する市営野球場です。令和3年からブルースタジアムをペット同伴避難所として開設しています。

野球場への避難と聞くと、屋外スタジアムの空きスペースを利活用した避難と想像される方もいらっしゃると思いますが、当避難所は、スタジアム内の本部席やミィーティング室といった、室内を活用した屋内避難所です。

1部屋ごとに、1世帯を想定し、室内にブルーシートを敷き、エアマットを貸出し、ペットはケージに入れて、避難所生活を送ることになります。利用は予約制で、10世帯を想定していますが、広い部屋を数世帯で利用できるよう、テントを設置することで、20世帯近くの収容が可能となります。

佐賀市では、環境政策課が主体となり、ペット同伴避難所の開設を進めて来ました。スタジアムを管理するするスポーツ振興課、防災を担当する危機管理課と連携し、これまでの風水害時に、ペット同伴避難を受け入れて来ました。

実際に避難所として利用された部屋、開設時の環境整備の実際を見ることができ、より具体的な視点を持って、横浜市の施設における実現可能性を考えることができました。横浜市の場合は、風水害だけでなく、とりわけ大地震に備えたペット防災について、早急に検討を進めなければなりません。佐賀市の取組を参考に、横浜市の公共施設を活用した、ペット同伴避難を推進して行きたいと思います。

6人、勉強している人、テーブル、子どものおもちゃ、テキストの画像のようです
1人、病院の画像のようです
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