昨日の『竹フェス!2024』では、竹を通じて地域の皆さんと繋がり、竹という素材を通じて持続可能な社会を考える、貴重な機会を頂きました。竹を活用した様々な取り組みを学び、体験し、改めて日本の伝統文化とも言える『竹』に秘めたる可能性を実感しました。
子どもの頃は、青葉区にも竹林がいっぱいあって、竹の生垣のお宅が多く見られたり、小学校では竹馬や竹トンボ、竹ポックリを作ったり、竹がとても身近にありました。時代を経て、当たり前だった竹が、春の一時期の風物詩のように変わり、竹に対する価値観も変化して来たように感じています。
今や定規も竹製品でなくなり、プラスチック製が主流となりました。農業資材も鉄やステンレス、プラスチックで作られたものが、身近になりました。「竹は使い終えて、土に埋めておけば、1年ほどで土に帰る」と教えて頂きました。竹製品の家具や玩具、文具、ほうき等を目の前に、「もっと竹製品が普及してくれたらいいのに」と思いました。
古き良き時代に回帰することも、持続可能な社会を創る上で大切なことを、肌身で感じ、学んだ貴重な機会でした。これからも、竹を意識して、生活して行きたいと思います。