子ども大人も楽しめ、好奇心が刺激される、温もりのある図書館(2025.4.10)

こども本の森神戸を視察しました。こども本の森神戸は、建築家・安藤忠雄さんからの寄附で誕生しました。5つのコンセプト、「命の大切さと震災の教訓の継承」「公園の自然の中から生まれる好奇心」「自由な空間と体験で育む創造力」「神戸の歴史・文化との出会い」「世代間とウォーターフロントへのつながり」を大切にしています。

木の温もりあふれ、高さ8mの吹き抜け本棚に並べられた本は、神戸市垂水区の家庭図書館・風の子文庫から寄附を受け、陳列されています。また、本の森とされているように、陳列エリアは、「生きものの森」「いのちの森」「神戸の森」「赤ちゃんの森」など、テーマを持った森で区画されています。それら森では、震災のことやKOBE・HYOGO、SDGsなど、テーマ別に関連する本が陳列されています。

また、本のバリエーションは、子どもだけでなく、大人も読みたいと思う、好奇心や探究心を刺激するまさに、子どもも大人も楽しめる図書館です。読書エリアも木の温もりあふれ、また、子どもたちの発達や、読みたいスタイルに合わせて選択でき、木の階段に腰かけて、自由な雰囲気で読書をしている、子どもたちの姿が印象的でした。図書館の本は、図書館を囲む、自然豊かな公園にも持ち出して読むことができるなど、安藤忠雄さんの掲げるコンセプトが体現されています。

読書が苦手でも、読書に慣れ親しみのない人でも、まるで魔法がかかってみたいに、本の魅力を体感し、思わず色々な本を手にとってしまう、本の森。横浜市にも、こども本の森があったら、読書活動の推進や、子どもも、大人も探究心や好奇心を楽しんで、生きることにつながると思いました。こども本の森神戸から学んだ、図書館のあり方、図書館の見せ方、利用の仕方など、参考にし、横浜の図書館も魅力あるものとして行きたいと思います。

屋内、テキストの画像のようです
テキストの画像のようです
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