「レストランやホテルからの注文が軒並み減って、大幅な減収で…」
地域の声を聞いて回ると、2度目の緊急事態宣言により、経営に大打撃を受けている事業者さんの悲痛な声が聞かれています。
先日政府からは、現在時短協力金が支給されている飲食店だけでなく、コロナの影響を受けた様々な事業者への支援金を検討していると発表がありました。しかし、提示された金額は、個人事業主に20万円、最大で中小企業に40万円でした。その数字の根拠は何処から来たのか疑問を感じています。
お話を伺った八百屋さんは、ホテルや飲食店への卸が大幅に減り、昨年度同月比での売上減少は、40万円では到底賄えない状況との事です。同様に、他の事業者さんからも、「40万円では、コロナの影響による減収には全く及ばない。何とか融資を受けたり、人件費を削減してやり繰りしている。」との声があり大変心が痛みました。
政府には、昨年同月の売上を加味するなど、事業規模に応じてた弾力性のある支援を求めたいと思います。先行き見えないコロナ禍、継続がさらに今後困難となる事業者さんが増える事が懸念されます。
引き続き、地域の声に耳を傾け、市・県・国と連携し、地域のニーズに合った支援策を求めて行きたいと思います!!
最後に…
この1年、コロナ禍においても、地域の皆さんのために、地元密着の八百屋さんが頑張って下さっています。店員さんが仰いました。
「高齢者ばかりの八百屋だけど、地域の皆さんが買いに来て下さるから、誰一人やめたいと思わないで頑張っている」
目にいっぱい涙をためて、話すその姿には、コロナに対する恐怖、心配するご家族があっても、「地域の皆さんのために頑張りたい」という思いがひしひしと伝わって来ました。真面目に誠実にコロナ禍でご尽力下さっている皆様に感謝すると共に、現場に即した支援が届くよう市政に尽力して行きたいと思います!!