横浜市消防局では、元旦に発生した能登半島地震に伴い、1月3日から緊急消防援助隊の派遣を行なって来ました。昨日消防庁から活動終了の指示があり、約1ヶ月半に渡る、能登半島での消防活動が終了しました。(水道復旧や保健師の活動など、継続中)
航空消防隊は、延べ3回(11日間)、24人の派遣を行い、孤立地域からの救助や物資搬送など、道路が寸断された半島で、人命救助に尽力しました。
陸上部隊は、11回の派遣で、延べ143隊536人が活動を行いました。輪島市における土砂災害や朝市通りの火災現場での捜索活動、輪島消防署での救急搬送等の活動に尽力しました。
道路が寸断され、活動現場まで、雪の積もった山道を1時間以上歩いての救助活動、土砂災害等の現場では、重機など入れず手でかき分けての作業、豪雪地域でのエアテントでの宿営など、厳しい条件下での活動となりました。
昨日にて派遣は終了しましたが、まずは隊員の皆さんの心身のケア、そして現地で経験した事、得られた知見を、本市の防災・減災に活かして頂きたいと思います。
継続して、能登半島で支援活動を行っている本市の職員をはじめ、支援活動に尽力下さっている全ての皆様に感謝すると共に、1日も早い復興・復旧を心よりお祈り申し上げます。