横浜市では、駅前や繁華街などに76か所の公衆トイレを維持管理しています。使用頻度の高い公衆トイレでは、1日に何回も清掃が入るなど、トイレの美化につとめています。
しかし、市民の皆さんの中には、公衆トイレは、「暗い・汚い・怖い」と思われる方も少なくないと思います。
いまや、駅前や繁華街には、商業施設が並び立ち、公衆トイレは避けて、民間施設等のトイレを利用される方も少なくないと思います。
公衆トイレ=「暗い・汚い・怖い」のイメージを変えた自治体もありす。渋谷区では、トイレを「日本が世界に誇るおもてなし文化の象徴」として、世界で活躍する16人のクリエイターの参画により、区内17カ所のトイレを個性豊かなトイレへと生まれ変わらせています。
横浜市もネーミングライツを活用するなどし、トイレの維持管理を民間企業と共同で行なっている事例もあります。
今後、公衆トイレを継続するにあたり、他都市の事例や民間の柔軟な発想を取り入れ、市民の皆さんが利用したいと思うトイレにして行きたいと思います。